CBRNE対策 非通常型脅威(NCT) にいかに備えるか
概説
背 景 NCTとは、Non-Conventional Threatの略称であり、テロリズムに代表される非国家主体によって引き起こされる非通常型脅威を意味します。昨今、テロリストによる大量破壊兵器の使用も無視できない状況にあり、特にアジアではCBRNeに関する課題や災害が頻発していることから、2012年にNCT ASIAが立ち上げられ、アジア地域のCBRNe対策に関わる防衛、消防、警察特殊部隊、政府関係者と国際的な専門家が参加し、生物、化学、放射線・核テロ災害の課題・対策、検知、除染、予防、治療、復旧に関する地域連携について、国際的に著名な講師による情報提供が行われており、毎年30カ国から300名の代表が参加する危機意識の高さが示され、2020年の東京オリンピックを目前に控えた日本は対岸の火事では済まされなくなっている非通常型脅威の実態について知る必要があると思います。
目次
PPT24ページ
基本情報
発表者 | 金谷泰宏 (国立保健医療科学院 健康危機管理研究部 ) |
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発行年 | 2017/04/27 |
情報更新日 | 2017/05/01 |