救急艇社会実装活動が評価される

1月26日18時開会の2022年度「新年の集い会議」において、東京消防庁より総監表彰がありました。
主催:公益社団法人モバイル・ホスピタル・インターナショナル
会場:グランドアーク半蔵門ホテル(華の間)
東京消防庁清水洋文消防総監表彰が門倉 徹救急部長からMHIに授与されました。
TOKYO2020オリンピックに救急艇協議会を編成し、海上救急の社会実装訓練等を通じ、水路の多い都下の救急搬送の在り方をDRヘリ同様、新たな仕組みづくりに寄与したからだそうです。
弊社がたまたま代表して受けましたが、本件にかかわっていただいた多くの大学病院教授連の日本救急艇協議会のご尽力の賜物。本紙面をお借りして、ご協力賜った各位に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

なお、続けて新年の集い会議は超党派・災害時等船舶を活用した医療提供体制の整備の推進議員連盟国会議員と災害時等における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に関する法律案  https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20405020.htm 

(2021年6月11日参議院本会議にて可決・成立)に基づく今後について勉強会が行われ下記の方々が発表した後、短時間ながら国会議員との意見交換等の懇談の後19時に閉会した。
研究発表者紹介

救急艇活動報告1.杏林大学山口教授/3分救急艇プレゼンPDF版(20220126)

18:20救急艇活動報告2.国士舘大学植田教授3分国士舘大学防災救急救助総合研究所NewsLetter8号

ゲスト発表者1:清河勝美(ヤンマーパワーテクノロジー株式会社/特機事業部/システムエンジニアリング部長)

資料:船舶へのGHG規制動向及びその対応

ゲスト発表者2:鍵本忠尚(MHI理事/株式会社ヘリオス取締役 兼 代表執行役社長CEO)

資料:211011 PX Company Profile JP v7

マスギャザリングイベントにおける救急艇の社会実装に向けた取り組み(発表10月23日2021年)

救急艇に関するシンポジウムHP内容 (案)

上記PPT4枚目「発表動画は以下のURLをクリックすると発表レポートと音声がYouTubeでシンクロしています。是非ご覧下さい。

資料編集:第6回日本救護救急学会総会・学術集会

運営事務局 植田広樹

国士舘大学 防災・救急救助総合研究所

〒206-8515 東京都多摩市永山7-3-1

TEL: 042-339-7191

Mail: uetah@kokushikan.ac.jp

 

救急艇アンケート 最終報告(救急艇社会実装協議会編)

救急艇アンケート結果 最終報告 

(アンケート説明はは上記の抄録をご覧ください)

期間:9月29日(水)-10月8日(金)
方法:Google Formsによる
返答:医師18名(100%)
救命士17名(100%)(Q4:海洋・洋上救急経験のあるものYes:31.4%、No:68.6%)

自由回答トピック

Q8の理由は?
• 実際の扱い事案が、無かったため。
• 陸路より早く移動できるメリットがあると思います。
• 沿岸におけるドクターカーのような役割を担うことができる
• 救急艇が有効となる状況が少ない。
• 要請事案によっては搬送時間の大幅な短縮が可能となる。
• 歴史的に発達している水路がある地域は、活用できるに越したことはない。有事 の際に選択肢として拡張可能な状況は望ましいが、平時からどの程度備えておく かは議論が必要。
• 特に医師要請などに関して救急艇のほうが場所によっては現場到着までの時間を 短縮することができると考えます。また、大規模災害時にも有効に利用できると
考えます。
• 水害以外は医療の提供・アクセス方法としては最高であるが、患者搬送には適さ
ない
• アクセスの速さ
Q8の理由は?
• 陸上の搬送が困難な場合は非常に有効ではあるが、都市構造が適応していない。
• 大都市では渋滞が避けられ、また水難事故時には状況によって陸に上げるよりもスムーズに搬
送ができると考えるため。
• 天候に左右されるデメリットはありますが、道路事情に左右されないことが大きいと思います。
今後は大阪万博などベイエリアでの救急対応の機会などもあるかと思います。道路のようにア
クセスルートに捉われない搬送ルートの確立には有効ではないでしょうか?
• 陸路よりも救急艇で直線距離で近い搬送方法があるのであれば、そちらを活用したほうが良い
と思います。
• 陸路での搬送に比べ、病院着までの遅延要素がない。
• 実働がなかったので判断しかねます
• 天候に左右されるので
• 搬送する病院へのアクセスがもっと楽で、患者さんがストレッチャーに乗ってる状態でも救急
艇から乗り降りできる船で有れば、災害時含め有用であると思う。
• 渋滞がないため陸路より早く目的地へ到着できるから。
• 複雑な地形のベイエリアにおいて機動力がある。
• 医師の現場派遣・収容人数が少ない為

第6回日本救護救急学会学術集会

セッション名:『シンポジウム2:マスギャザリングイベントにおける救急艇の社会実装に向けた取り組み』

筆頭演者氏名(ふりがな): 横堀 將司(よこぼり しょうじ)

救急艇社会実装協議会の意義と役割

演者・共著者・所属機関

横堀將司1、2、4)  横田裕行2、3、4)  加藤聡一郎4) 三宅康史4) 弘重壽一4)

植田広樹4) 田中秀治4) 奥寺敬4) 山口芳裕4) 坂本哲也4) 有賀徹4) 砂田向壱4)

1)日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野

2)日本医科大学救急医学教室

3)日本体育大学大学院 保健医療学研究科

4)日本救急艇社会実装協議会

第6回日本救護救急学会総会・学術集会

2021年10月23日シンポジウム 2 15:35〜16:30
「マスギャザリングイベントにおける救急艇の社会実装に向けた取り組み」
座長:奥寺 敬(富山大学名誉教授)
座長:横田 裕行(日本体育大学大学院 保健医療学研究科)
1. 救急艇の社会実装に向けたモバイルホスピタルインターナショナルの取り組みと諸機関への調整
有賀 徹(独立行政法人労働者健康安全機構)
第6回日本救護救急学会学術集発表資料
2. 救急艇の社会実装に向けた日本救急艇協議会の役割
横堀 將司(日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野)
3. 救急艇の社会実装に向けた海上での慣熟訓練と必要機材について
加藤 聡一郎(杏林大学医学部救急医学教室)
4. 救急艇の社会実装に向けた救急医の役割と準備
三宅 康史(帝京大学医学部救急医学講座)
5. 救急艇のベースホスピタルの役割と準備について
弘重 壽一(昭和大学江東豊洲病院)
6. 救急艇の社会実装に向けた救急救命士の役割
植田 広樹(国士舘大学防災・救急救助総合研究所)
■特別発言 1
救急艇に期待される看護師の役割
木澤 晃代(日本看護協会常任理事)
■特別発言 2
日本海洋医学会の設立とその目的
奥寺 敬(富山大学名誉教授)_抄録集(シンポジウム2)


第6回日本救護救急学会総会・学術集会
会 長  田中 秀治
(国士舘大学大学院救急システム研究科)
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一般社団法人 日本救護救急学会 事務局
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提供:Koichi Sunada,Ph.D.
公益社団法人モバイル・ホスピタル・インターナショナル
Public Interest Incorporated Associations of Mobile Hospital International
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