発表資料

防衛研究所紀要 病院船 ―日本の必需品―


 

概説

[要 旨]  阪神・淡路大震災などの大惨事から学んだことにより日本の危機対応能力は近代化され、2004 年末に策定された「防衛計画の大綱」で災害対応は自衛隊のミッションであると定められたが、災害救援に対する取り組みにおいて、まだ自衛隊は効果的に役立っていない。  自衛隊の防衛装備品調達は高コストなハイテクシステムが中心で、災害救援システムの不足分をサポートできるものは少なく、日本の災害対応能力は、医療支援、指揮管制システムの調整、そして大規模な避難・輸送の三つの分野で不十分である。  防衛装備品としての病院船は、日本国内のみの必要を満たすだけでなく、武力のエスカレーションを防ぎ、地域全体の安全を高め、低コストでありながら必要とされる直接的な安全保障を支援することが可能である。病院船の導入は変革的な軍需基盤となり、理想を追求する平和憲法と攻撃的でない防衛態勢を保持しつつ、地域的なサポーターであった日本を世界的な安全保障の指導者に変えていく。

目次

日本語版は 防衛研究所紀要 第11巻第2号(2009年1月)

http://www.nids.go.jp/publication/kiyo/pdf/bulletin_j11_2_3.pdf

基本情報

ページ数24 ページ
情報更新日2013/02/04

 

v