災害時に人命を救う 病院船の実現に向けて 砂田向壱●(公社)モバイル・ホスピタル・インターナショナル理事長
概説
災害時多目的船とは 四方を海に囲まれた日本は、古くから海洋国家として、海と密接な関わりをもって発展してきた。 四季が織りなす美しい列島である一方、台風、豪雨・土砂災害、河川氾濫に大洪水、高潮災害、 加えて火山噴火災害から地震・津波災害等、ありとあらゆる自然災害が発生する災害大国でもある。 災害時に国民を大規模かつ安全に避難させるには、海上からのアプローチの有用性は軽視でき ない。阪神淡路大震災以降の20 数年間、さまざまな病院船の議論や論文が登場した。東京五 輪を控えた今こそ、災害の多い日本にしかない「船舶を活用した医療提供体制」が求められている。
目次
災害時多目的船とは
米海軍病院船マーシーの寄港
各国で活躍している病院船
必ず来る災害に備えて
基本情報
発表者 | 砂田向壱 (公益社団法人モバイル・ホスピタル・インターナショナル ) |
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ページ数 | 4 ページ |
情報更新日 | 2019/10/18 |