産経フォト 米病院船が来夏日本初寄港 災害時の対応力アピール

http://www.sankei.com/smp/photo/story/news/170809/sty1708090015-s.html

米海軍は、医療活動を行う世界最大級の病院船「マーシー」(全長約272メートル)を来年夏、日本に初寄港させる方向で調整に入った。東京港に入る案が有力。関係者が9日、明らかにした。2011年の東日本大震災で沿岸部の病院機能がダウンした経験を踏まえ、病院船導入を訴える与党議員連盟が要請し、米側が応じた。強固な日米同盟とともに、有事や大規模災害時の対応力をアピールする狙いだ。

日本政府は現在、莫大な建造費がかかることなどから、病院船を保有していない。与党内では、災害時などに海上で患者を治療できるなどの被災者支援や、有人離島の医療充実に役立つとの意見が出ている。寄港には病院船の有用性を広く知ってもらう意味合いもある。

議連幹部の遠山清彦衆院議員(公明党)が7月、米ハワイで米太平洋艦隊の幹部と会談した際、米側から「病院船を東京へ派遣する計画だ。日本でその能力をお見せしたい」と伝えられたことで具体化した。2017/8/10 産経ニュース

 

 

 

 

 

 


(更新日: 2017/08/10)