第198回通常国会は本日/1月28日/招集~会期は6月26日までの150日間。

招集日の平成31年1月28日は、今天皇陛下は最後の開会式に臨まれます。
会期延長がなければ第198回通常国会は、6月26日までの150日間。
その間、4月に統一地方選挙と衆議院大阪12区と沖縄3区の2つの補欠選挙が実施されます。
続けて元号が変わる歴史的な重要式典、「4月30日は天皇陛下の譲位」、「5月1日に皇太子殿下の新天皇即位」が控えています。
国会閉会の後も、6月28,29日は大阪でG20(20か国・地域)首脳会議が開かれます。

こうした政治日程のタイトな150日間に、第13回議連総会「海洋国日本の災害医療の未来を考える議員連盟(会長:額賀福志郎他自公議員)」で決議採択された【災害時における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に関する法律案(仮称)】の議員立法を目指す方針は、
この150日間の厳しい日程でどこまで真剣に議論され、激甚化する災害に向き合う国民の期待に忖度されるのか注視しています。
よしんば、150日間に与野党の俎上で議論の端尾が残った場合、秋の国会(昨年参考:平成30年10月24日招集~12月10日閉会=48日間)で
国民の期待に応えてもらいたい。切に願うばかりである。

第13回議連総会詳細:【日時】 2018年11月6日(火)16:00~【場所】 衆議院第1議員会館 地下1階 第1会議室
【議題】(1) 米国病院船USNSマーシー寄港報告(内閣府防災担当より)
(2)決議事項:法制化の推進について(衆議院法制局より)
【災害時における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に関する法律案(仮称)】
2018年7月21日 策定 法案全体の構成(素案)

目的 四面を海に囲まれた我が国においては、災害時における医療を確保する上で、船舶を活用した医療の提供が効果的であることに鑑み、災害時における船舶を活用した医療提供体制の整備を推進すること。

基本理念 災害が発生した場合に、被災地において必要とされる医療を、船舶を活用して的確かつ迅速に提供することにより、被災地の医療施設の機能を補完し、国民の生命及び身体を災害から保護すること。
責務 国は、基本理念にのっとり、災害時における船舶を活用した医療提供体制の整備を推進する責務を有すること。

基本方針 
〇陸上の医療施設との役割分担及び連携協力
〇医療スタッフ、運航スタッフその他の要員の確保
〇災害の発生を想定した教育訓練その他の人材育成
〇離党での巡回医療、国際緊急援助活動、人道支援・災害救援等における活用
〇民間資金等の活用
その他
必要な措置
〇政府は、基本方針に基づき、災害時における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に必要な措置を講ずること。
〇必要となる法制上の措置については、この法律の施行後・・年以内を目途として講ずること。
                    
推進体制(今後の検討課題)
〇災害時における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に関する総合調整等を行う事務局を設けること等、速やかな体制構築が求められる。

【平成31年1月16日 MHI理事会主催「新年の集い」総会/交詢社」盛会理に終わりました。(以下スナップ写真写真参考)


(更新日: 2019/01/28)